ブエノスアイレス染みます

ブエノスアイレス午前零時。
シアターBRAVA。
はい、大阪に来てます。
BRAVAはいいな、観やすくて。こんなにいい劇場がなくなるなんて信じられないよ。


東京公演は一回のみで、久しぶりのブエノスアイレス
んー、やっぱりいい!!
今日も良かったな。
泣けたな。
ごうくんの声も空気も世界もやっぱりやっぱりいい!好き!
て、再確認して、コンビニでお酒と食料を買い、ホテルに戻って、曲を聴きながら、一人宴会してたら。。。
君がいない世界 があまりにもミツコとニコラスで泣けて、
涙のアトが消える頃 も泣けてきて、
GoodLifeも泣けて泣けて、、、
て、ニコラスとミツコが切なくて、
ホテル帰って一人で大号泣してしまった…
あはは(^。^;)私は病気かな(^。^;)


それだけブエノスアイレスの世界に浸っております笑


ごうくんはやはり素晴らしかった。
素晴らしいのは分かってる。
舞台始めた頃は、大丈夫なのかな?って心配して、親心で観てたけど、
いつしか、ごうくんだから素晴らしいに決まってるって、確信して、
今回も素晴らしいのは当たり前、ハズレなんて訳がないって、期待値Max通り越して、期待するとかしないとかじゃなくて、この10年で、ごうくんが舞台で素晴らしいのは自分の中で日常化してしまっているのだけれども、
実際観劇すると、やっぱり素晴らしい!!って新鮮な感動を与えてくれる。
素晴らしいのは当たり前。
当たり前なんだけど、やっぱりやっぱり素晴らしい!
心の中で唸らずにはいられない!

舞台という輝ける場所。

ごうくんがそういう場所を得られたことが、大きな喜びだったけど、
いつしかその喜びも自分の中でありふれた思いに変わってきてるとこがあったけど、
再び新鮮な思いに生まれ変わって、、、
この思いは、ごうくんが舞台をやるごとに更新されてくんだろな。


で、森田剛は、舞台という輝ける場所を手に入れたのにも関わらず、

どうしてこうも、居場所が見付からない、行き場のない青年の役が似合うのだろうか。
舞台と出会ったばかりの頃は、出会う前のもやもやした感じが、役にピッタリだったというか。
でも、出会ってしまって、もう確固たる地位をある程度築いてるのにも関わらず、
行き場のない青年の役が似合う。
10年舞台続けて、ものすごーーーく成長して、役者としての安定感とかも出てきてるハズなのに、変な馴れみたいなのがない。
ピュア。染まってない。みずみずしい。
あー、これが、蜷川さんとかいのうえさんとかが使いたくなる感じなのかなーって、改めて思った。



新潟とブエノスアイレスを行ったり来たりの舞台。
行ったり来たりどころか入り乱れなとこもあり。
でも、ごうくんが声を発するだけで、どちらのシーンなのかすぐ分かる。世界が変わる。
でも、カザマとニコラスが融合していってる感じも見事に表現されてて、
やっぱりすげぇ!!!


毎回毎回、ここまで役を高めるまでに、どれだけ努力をするのだろうか。
なのに、そんな努力とか生臭い?ものは一切感じさせない、天性のような芝居。
やっぱりごうちゃんて、すげぇな。


すげぇしか、感想言えない自分のボキャブラリーをどうにかしたい笑



他の役者さんもすごくって。
原田さんは、存在していないときと存在しているときの差が半端ないよー。こんなに変えれるの?現実なのか幻想なのか分からない危うさが美しすぎる。
瀧本さんは可愛らしいのに凛としていて。ニコラスに捧げた愛が切なすぎて。もうミツコに感情移入してしまって仕方ない。
千葉さんは、IZOではちょっと抑えた源兵衛さんで、鉈切りでは渋い弁慶で、今回は迫力あるお芝居が見えて、ああこんなにすごい役者さんだったんだ!!て、新たな一面が見えた。
そして、じゅんさん。ずっとずっと共演してほしかったじゅんさん。じゅんさんが出てくる度、涙が出そうになる笑。ごうくんの恩人のような人だから。最初原作読んだとき、じゅんさんの役は嫌な人だなって思ったのが第一印象。でも、じゅんさんが演じると滑稽で憎めない。そして必死で生きてる感が伝わってくる。この生きてる感がたまらないわー!最後のごうくんとのシーンは涙なくてしては見れない。なんだか、舞台10年記念して、共演記念して、ご褒美みたいなシーンに思う。あのシーン大好きだ!!




寝ていたのに、急に目が覚めて、思いを吐き出さないといけない衝動にかられた笑
ここに吐き出して、あースッキリした笑



恋愛は誰もが経験すること。
誰かを想う気持ち。
手に入るとか入らないとかは置いといて、大切だと思える人がいること。
それだれで素晴らしいんだって思った。


なんにもしてない訳じゃない。
でもここじゃない気がする。
でもどこに行けばいいか分からない。
温泉卵をつくる単調な毎日。
でもそれを美味しいと、好きと、思ってくれる人がいる。
単調な毎日でも、誰かの心を動かして生きてるんだ。
どこに行けばいいかハッキリとは分からず、まだその場所に居続けるけれども、心を自由にしたら、見慣れた景色とは、きっと違うものが見えてくるはず。



恋愛と人生。
どう関わっていけばいいか分からないことがある。
悩んでて、もやもやして、うじうじして。そんなことの繰返し。
でも、でも、
頑張っていこう!
何をどう頑張る???ハッキリとしたことは分からないよ!でも、笑うよ!私は笑うよ!!!




そんな気持ちにさせてくれる作品。



ブエノスアイレス午前零時。


私は大好きです!