泣いても笑っても千秋楽

金閣寺、12日夜公演観劇してまいりました。

地震が嘘みたいに、大阪は穏やかです。
無事に大阪に来れたことを当たり前に思わず、
精一杯の気持ちを込めて観劇しました。

今日は、生まれて初めて、ごうくん舞台で神席でした。

ごうくんが現れた瞬間、ひぃぃ!てなってしまいましたが、そんなのは最初だけ。そこにいたのは、森田剛ではなく、溝口という一人の男でした。

一幕の溝口と鶴川が可愛くて。
二人が笑う度に、私もにやにや。
最後の夏という響きがはかなく美しくて、でも青春てそんな感じだよなーって思ったし、二人のやりとりが甘酸っぱくて、なんともいえずキュンとした。


一幕ラストは、やはりかなりの迫力。金閣と対面し、ばったり倒れた溝口が、目と口をがばっと開けてて、すごくぞわぞわした。


二幕冒頭、舞台上にやってきた、ごうちゃんの溝口スイッチが入る瞬間ふたつ目撃。
まずは、舞台上にやってきて、扉をバンっと閉めたとき。ここで会場の空気が一気に引き締まった。
そして、自ら電気のスイッチを消したあと、壁にもたれたときの表情。悩める、影のある表情で…ああ、溝口だと思った。


二幕の迫力が全体的にすごくて。
ごうちゃんのお目めの水分量がいつもの倍に感じた。
改めて綺麗な目だと思った。吸い込まれそうだった。

しかし、ごうちゃん、泣くなんて反則。
認識ではなく行為の重要性を、柏木に訴える溝口が、顔を真っ赤にして…目から涙がこぼれ落ちた………
泣きながら心から叫ぶ溝口…

もうそんなの…ずるい…
ただでさえ、ちょいちょい泣けて仕方なかったのに、
もうそこから私は泣けて泣けて仕方がなかった。


溝口がすごすぎて。


気持ちがわかる…痛いくらいに…


溝口の涙…


ごうくんの渾身の演技…


演技なんかじゃない(>_<)
溝口が、精一杯叫びながら生きている(>_<)



生きよう…今まで聞いたどの生きようよりも力強さを感じた。


生きようとつぶやいたあと
声を出して笑った………
鳥肌がたった。
ぞわぞわした。
すごすぎた。



私は、涙が止まらなかった。



カーテンコール、
お目めの水分量たっぷりなままご登場。

拍手を全身で受け止めるかのように深々お辞儀。

しみじみ会場を見渡す目が、やっぱり綺麗すぎて、これまた吸い込まれそうになった。


ごうちゃんのうるうるお目めは増すばかり。そんなごうちゃんに気付いて、声をかけるお隣りさん二人。




ごうちゃんはきっと


日本列島が地震の被害を受けていて、


被災された方々のことを考えながら、



いつも以上に、溝口として一生懸命生きていたんじゃないかな。



もーーー本当に本当に素晴らしくって、溝口がすごすぎて、すごすぎて、すごすぎて、
カーテンコールが終わっても、しばし呆然。。。涙が止まらなかったです。。。




ごうくんの心に届く芝居は、


海外でも伝わるはず。



そりゃニューヨーク行くわ!!!て思った(笑)こんなすげー舞台、ニューヨーク行くなんて当然じゃし!(笑)





今日は、泣いても笑っても、千秋楽です。



溝口に興奮してまだ眠れそうにありません。。。




今日はどんな溝口に会えるのか、、、ドキドキします!