2回目の範頼さん

昨日、自分にとって2回目の鉈切り丸観劇でした。


いや〜凄かったです。
自分が最初に観たプレビュー公演から1週間しか経ってないのに、こんなにも進化するのか範頼さん。
プレビューでは、まだ森田剛が鉈切り丸の台詞を言っている感が否めなかったんだけど、昨日は、もう鉈切り丸が言葉を放ってたよ…1週間でこんなに範頼さんになってるんだよ。いったい東京ではどうなってしまうのか…
(それが見届けられない自分が悲しい)

あ〜ツライ。
ツライとしか言いようがないのです。
あれだけ悪いことしてきたのだから、当然の結果とはいえ、あんな風に生まれてきて、あんな風に育ってきたら、そうやって生きていくしかなかったんかな仕方ないなって思ってしまう。範頼さんの最期が悲しい。
自分の中で、光を見つけようとしているけど、鉈切り丸の世界を完全に消化できてない私にはまた無理だ。



森田剛、本当にこのまま死んでしまうんじゃないのってくらい、範頼さんの最期は壮絶。泣けるとかかわいそうとか通り越して、表現しきれない。
ツライ・・・としか言えない私のボキャブラリーのなさ(笑)


範頼さんとして生きて死んでくことは、並大抵のことではないのに、それをやってのける森田剛

なんか、やっぱりごうくんってすごい。

たまには、コメディーを。とか、明るい役を。とか思ってしまうけど、こういう悲劇の役をやってのけれるのは、ごうくんしかいないというか・・・やっぱり似合うんだよね。はかなく哀れな役が。


ごうくんは真摯にその役と向き合い、舞台上で生きて、、、その作業は想像を絶するものがあり、きっと骨身を削って命をすり減らしながら、やっているように思えて仕方ない。
でも、そうやって取り組んでいるごうくんが、やっぱりやっぱりステキで、ファンとしては誇らしくてたまらなくて。

ごうくん全身全霊をかけて舞台に取り組む→あまりにも役になりきりすぎていて、ファン少し心配→しかし、舞台上のごうくんのすがすがしいこと→ファン誇らしげ→もっともっとごうくんを好きになる→森田剛から脱け出せなくなる→ヲタク生活が悪化(笑)


の繰り返しなんだろうね(笑)



あー
今日も範頼さんとして生きて、範頼さんとして死んでいくんだな、ごうくん。
東京千秋楽までどうかご無事で!!!


私の次の観劇は、大阪千秋楽。心して観劇します。